えいあーるれいの技術日記

ROS2やM5 Stack、Ubuntuについて書いています

ダイソーの500円バッテリーの充電回路をロボットに搭載した

※危険な工程があります。真似する際は様々な資料を参考に自己責任でお願いします。

f:id:Ray_ar:20210110165056j:plain
モバイルバッテリーの外観

 ダイソーで500円で変えるモバイルバッテリーを購入しました。意外とコンパクト。普通に使えそう。

 これは,M5 Atom用のバッテリーモジュールを自作するために購入しました。Switch-scienceとかでLi-Poバッテリーを充電するものがあります.900~1500円くらいで購入できます。

 分解してみました。

f:id:Ray_ar:20210110171854j:plain
分解後
 いや、これを500円て…それぞれ単品で買ったら2000円くらいするんじゃないかなぁ… 海外大量生産の力恐るべし。

 両極のはんだを取り除いて基板とバッテリーを分離させます。 それをピンヘッダにに接続してホットボンドで固定します。専用コネクタとかがあればそのほうがいいと思います。今回は頂いたバッテリーを使います。コネクタの形状がQIだったため、ピンヘッダにしています。逆刺し防止を考えるなら、RCYやXT30とかで作るといいと思います。

f:id:Ray_ar:20210110172448j:plain
接続後の動作確認

小さなバッテリーに換装しました。

これはミニロボットに取り付ける用のバッテリーコントローラにします。しっかりと絶縁をして、取り付けしていきます。

f:id:Ray_ar:20210110172723j:plain
配線

プログラムを書き込んだら完成!PS3で直接操作するロボットです。

注意したいのが、モータの電源はバッテリーから直接引く必要があります。電流が多量に流れて保護機能が働いてしまうためです。あと、一度電源をONにすると、モバイルバッテリー側から電源をOFFにする手段がないので、電源をUSBから抜くか、コネクタを抜くかのどちらかが必要です。結構面倒なうえに危険なので、こんなものを作るくらいなら買ったほうがいいと思います。