えいあーるれいの技術日記

ROS2やM5 Stack、Ubuntuについて書いています

無料なのに強いPDFエディタ「Microsoft Edge」をUbuntuで使う

 Windows10だとかなり鬱陶しい扱いを受ける何かと不遇なブラウザアプリ「Microsoft-edge」。

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 コレが、意外にもUbuntuだと使える機能が多くて便利な場合があります。

 それは、「PDF書き込み機能」。PDF書き込みには専用のエディタを購入することが前提になります。結構書き込む機会はあるので、必須アプリとなりがちですが、学生のお財布を考えると少し買うのを躊躇するかもしれません。

 Microsoft EdgeはPDF書き込み機能やハイライト機能がデフォルトでついており、無料のPDFライターとしても非常に完成度の高いアプリです。

 そのMicrosoft Edgeが今年の3月頃にUbuntuにDev版としてリリースされました。

 他の記事でも紹介されていますが、とてもオススメなので、メモを兼ねて紹介します。

インストール

次の手順でインストールします

$ curl https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc | gpg --dearmor > microsoft.gpg
$ sudo install -o root -g root -m 644 microsoft.gpg /etc/apt/trusted.gpg.d/
$ sudo sh -c 'echo "deb [arch=amd64] https://packages.microsoft.com/repos/edge stable main" > /etc/apt/sources.list.d/microsoft-edge-dev.list'
$ sudo rm microsoft.gpg
$ sudo apt update   
$ sudo apt install microsoft-edge-dev

起動

起動アイコンを押すか、microsoft-edgeコマンドで起動します。

 Google Chromeのようなウェブブラウザと同様にPDFを開くことができます。

 インクやハイライトを使うことができ、落書き可能です。タッチパッドやマウス、ペンタブレッドなどで書くことができます。

 以下の画像のように、PDFにいろいろ書き込むことができます。(AVRマイコンにヘイトがあるわけではありません)

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 保存するときは、Ctrl+sで保存できます。

参考資料など

参考記事を示します。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/deployedge/microsoft-edge-pdf

https://www.infoq.com/jp/news/2021/01/microsoft-edge-linux-preview/