えいあーるれいの技術日記

ROS2やM5 Stack、Ubuntuについて書いています

CoRE-1(自動)に出ます。助けてください!🙏

3行で説明すると…


私は、CoRE-1(自動)に出ることに決めました。

しかし、そのためには10月末までに選手を少なくとも5人集めなければなりません。

助けてください!!!

ここで説明する「ロボコン」は「NHKロボコン高専・学生)」を指します。

CoRE-1とは?

CoRE-1は、「The Championship of Robotics Engineers 1部リーグ」の略称です。CoREは1部・2部に分かれており、2部はビギナー向けのリーグです。

CoREとは、一般社団法人 次世代ロボットエンジニア支援機構が主催するロボット競技会です。

CoREの説明をサイトから引用します。

通称CoRE(コア)とは次世代のエンジニア”挑戦的共創人材”を育成するための、ロボット競技を核としたエンジニア選手権です。10歳以上であれば誰でも参加することができ、生徒・学生から現役エンジニア、また初心者でも楽しみながらエンジニアリングとチームワークを総合的に学べる機会を提供します。

CoREとは | The Championship of Robotics Engineers

つまり、全世代のエンジニア・ロボコニストが結集して行われるドリームマッチということですね✨👀

試合は、ボールやフライングディスクを当てたり陣取りを行うなどのバトル要素や操作方法などがロボマスターに類似しており、初めて見る人にも比較的わかりやすいバトル形式です。


大会では、1チーム1台ロボットを制作(自動チームはソフトウェアのみ)して大会に臨み、複数チームで同盟を結成して決勝トーナメントに参戦して最も強い同盟を決めます。

チームは操縦チーム・自動チームの2つの属性があり、決勝トーナメントでは各同盟に1チームだけ自動チームを入れることができます。

CoREはさまざまな支援・協力もあり、参加チームにはロボット等機材の貸し出し等の支援があります。


自動チームの概要と募集したいポジション

私が参加を表明している自動チームには次のような機能が求められています。

以下は、CoREのルール説明より引用。

ルールの概要 | The Championship of Robotics Engineers

自動ロボットのハードウェアは、実行委員会から制御用コンピュータを含めて貸し出します。ハードウェアは一切の変更、改造が禁止です。ロボットにボールの発射機構と、発射機構を回転させる2軸のジンバル機構、ボールを発射機構に供給する給弾機構が搭載されています。また、フィールド上の操縦ロボットを検知するセンサとして、カメラが一つ搭載されています。

またソフトウェア開発には次の規則があります。

ロボット用のソフトウェアプラットフォームの一つであるROS 2を用いてソフトウェアを開発できます。また、開発したソフトウェアを実行委員会が指定する方法で公開しなければなりません。

入力はマイコンからのデータとカメラ、処理はデスクトップPCでしてくださいとのことです。

ルールを見ての通り、ハードウェアの改造が禁止となっているので、本当にソフトウェアだけの開発となっています。


欲しいポジションとしては次の項目が挙げられると思ったのでざっと列挙してみました。

ハードが触れない分、シミュレータやマネジメントで効率化を図ることでリモートで参加可能というメリットがありそうです。

  • マネージメント(ロボコンにおけるアイデアシート作成・スケジュール調整など)
  • マネージメント(ロボコンにおける技術的統括・総合的なタスク管理など)
  • システム運用・保守(実際の試合でのトラブルシュータ・ロボコンにおける選手/ピットクルー
  • シミュレータ(モデリング・シミュレータ保守など)
  • シミュレータ(ゲームエンジン環境構築など)
  • 画像処理(AIによる物体認識・追跡・深度推定などの調査・実装(学習)・改善など)
  • 画像処理(GPUを効率よく使用した計算の最適化など)
  • アルゴリズム(目標に対する優先順位づけなど)
  • ソフトウェア品質管理(CI/CDフロー構築などの保守運用)
  • ROS 2システム構築・保守
  • 広報(例えばチームリソースの拡充や、エンジニアリングの楽しさのPRなど)
  • 安全管理(あらゆるリスクの評価・対策の考案と実施・リスク情報の共有)
  • 資料作成・管理(初心者でも理解しやすい資料作成・管理)
  • ルールメイキング(ルールへの質問やルールをベースとした仕様の策定および助言)


ルールメイキングや広報は他のロボコンと異なる部分かもしれませんね。

この競技では、ルールは参加者と調整・相談が可能で、広報に関してはその広報力に対する表彰があります。

…実際に列挙するともしかしたら20人くらいメンバーは欲しいかもしれません。(土日活動ならなおさら)


ロボットワカランでも出れるロボコンです!ぜひご検討を!

ハードウェア改造禁止・センシングはカメラのみ・自動チームは総大将になれない…というロボコンの魅力的な部分をかなり削ぎ落とされている悲しい属性ゆえに、自動チームはあまり参加表明が集まっていないようです。

しかし!、私はこれは操縦チームと自動チームのドリームマッチの意味付けにおける棲み分けだと捉えています。

  • 操縦チーム:世代を超えたロボコニストによるメカのチーム
  • 自動チーム:ロボコン外のあらゆるエンジニア(AI・シミュレータ・運用保守)も参加可能な、界隈を超えたソフトウェアチーム

ロボット知らんけど画像認識はできるよという人!ロボット知らんけどゲームエンジンで環境作るのできるよ!という人でも、お力添えいただけると幸いです🙏🙏🙏🙏🙏🙏

おそらく参加費も移動費くらいだと思います(多分!!!🙃)


応募フォームを以下に載せています。少しでも興味があれば参加お願いします。(締切:2023年10月29日)

CoRE-1(ROS2枠)参加フォーム