2021年も早いもので残り1週間となりました。2022年がもう来るとは思っていませんでした。転職用のスキルチェックサービスにも1年の振り返りの項目があり見てみました。
2021年のアウトプットと参加イベントを振り返るとぜんぶで141個でした。
— Ar-Ray (@Ray255Ar) 2021年12月20日
Blog等で54個
Githubで73個
connpassで7個
Qiitaで5個
teratailで2個https://t.co/VVuEgoGaOE
#LAPRASポートフォリオ #2021年を振り返ると
全部足せば141個。実際には登録してから半年しか経過していないのでもっと多いです。
2日に1個は何かしら(ほとんど石)作っていることになるので、結構投稿したんだなーと思います。
そういえば、年末企画と言ったら「ベストバイ」などの1年で最も良かった〇〇というものがありますねー。「ベストバイ」なら間違いなくiPadなのですが、それを紹介してもなーーーと思ったので、私のアウトプットで個人的に良記事だなーと思ったものについてそれぞれ賞を用意して紹介します。
ブログ各賞
今年書いた記事110本の中で面白いものや役立ったものをピックアップしています。
PV賞
最も伸びたと言っても過言ではない記事は12月1週目にバズったツイートに関連したこの記事です。やはり流行語大賞にノミネートするほどのゲームの力は偉大だった…!
カテゴリ「ネタ・ポエム」に分類されている通り、全然検証ができていないため来年の序盤はこの検証をしたいと思っています。もちろん技術的な成果物もいくつか出していくのでお楽しみに。
あのツイートの後、ウマ娘を1週間くらいプレイしています。育成ゲームは久しくやっていなかったですが、面白い!
記事コスパ最悪賞
記事を再現するために必要な材料費が最も高かった記事に贈られます。記事を書く前からあり、記事作成のきっかけに関与していない部品はカウントしません。
ちなみに全ての記事は現時点で収益が発生していないため、コスパ最良の記事はありません。
必要な額は総額17万円です。仮に元々持っていたパーツも最初から調達する場合は40万円くらい必要になります。
CPUはCore i7以上の性能差は感じられないと言われていますが、このお買い物は実は大正解でした。12月以降になってクロスコンパイルの頻度やウマ娘ツイの影響でコンパイルおよびエンコードでCPUをフルで使う機会が増えました。
あと、Ryzen7 2700xのころよりも明らかにESP32-Arduinoのコンパイルとかdarknetのコンパイルとかも速くなっています。
VTuberのゲーミングPCに匹敵することは知っているのですが、ゲームや配信はしていないので分かりません。RTX 2080Tiが載っているからマイクラくらいは動くんじゃないですか?
トレンド賞
Twitterなどのトレンドをキャッチして検索上位に食い込んだりうまくPVを稼げた記事に贈られます。
この時期はGPUの品薄がひどかった頃だと記憶しています。PC Watchに記事が掲載されてから3時間程度で投稿したため「Marbles RTX」程度の検索ワードでも上位に表示されるようになり、長い間注目記事の1位に君臨していました。
私のフォロワーさん、RTX 3000番台持っている人多いから私も3090ほしいよぉ…(買えない)
個人的に役立ったで賞
このブログは基本的に将来困るであろう自分向けに書いているのですが、その目的を見事に達成して私が見返して役立った記事です。全て役に立ちます!(私にとってだけどね!)
GitHubでREADME込みリポジトリを作った場合の初期コマンド
IPv4アドレスプログラムの移植(Raspberry Piなど)
sudoで実行するけど、一般ユーザ名を確実に$USERにしたい場合の書き方(Shell)
darknetの動画処理結果を保存する(ディープラーニング)
いまさらだけどNeural Compute Stick 2 の環境構築(Ubuntu 20.04 LTS)
cannot find -lcudaの対処法(darknet_ros)
自己位置推定してずっと同じ方向を向くやつを作った(rclpy+tf2+T265)
GitHubリポジトリ
GitHubリポジトリは2020年まではほぼ0だったスター数が150以上になりました。ソフトウェア開発に注力した成果だと思います。その中でスター数が多かったオリジナルリポジトリを紹介します。
YOLOX-ROS(スター数:69)
今年の7月に公開されたYOLOXをROS2に移植したプログラムです。取り組んだ時期が早かったこともあり、スター数は最も多いです。ちなみにYOLOXのREADMEに私のリポジトリが記載されています。
当初はPythonで書いたものを公開していただけでしたが、C++のソースコードを提供してくださった方がいて、現在はC++(Components対応)でも使えます。darknet_rosを脅かす存在になりつつあるので、あと数年間はそこそこ注目されるのではないのかなと思っています。
rclshark(スター数:31)
技育展やROSJPでも発表したツールです。今は固定IPを振って、ノードの名前空間にもIPアドレスを付加しているので活躍刷る機会が減っています…
これを作ったことでIPアドレスを自動で収集したり送受信したりすることが容易になったのは他の研究においても大いに役立ちました。そろそろC++で書いてもいいかなーと思っています。
darknet_ros_fp16(スター数:14)
darknet_rosを改造したのがGitHub積極活用の第一歩だったと思います。ROS2 + YOLOv4を使えるようにすることを目標に作成しました。まだマージされていませんが、5月上旬にプルリクエストを出しています。darknet_rosのフォークも7スターを獲得しています。
YOLOv4を開発した本人(Alexey氏)がスター押してくださったのは嬉しい。
urara-challenge(スター数:9)
ウマ娘パワーによってスター数9を獲得してしまったネタリポジトリ。実は便利なDockerfileを作ったり、フォルダ選択用Bashが入っていたりと今年得た技術をフル活用(流用)しています。
2022年はもっと解析向けにパワーアップしていく予定なので、お楽しみに。
motpy_ros(スター数:5)
オブジェクトトラッキングアルゴリズムをROSに実装したよーというリポジトリです。Qiitaやhatenablog、ROSJPでも公開しています。今思えばなぜ作ったのか…
rclpyを触りだしたのはこのリポジトリを作ったことがきっかけだと思うので無駄ではないと思います。
ps_ros2_common(スター数:3)
PS3・PS4・PS5のどれをつないでも同様のデータが取れるという非常にニッチなプログラムですが、寄付金を頂いてしまっているので掲載します。なぜだろうと思って「PS5 ROS2」「PS ROS2」とかでGoogle検索すると自分のブログ記事がヒットしました。なるほど…
ROS2の入門にしては少し雑な記事なのでもう少し高いクオリティの記事を書きたいですね。
まとめ
今年のアウトプット数を振り返って、これは懐かしいなーという記事やこれはよく書けているという記事、なぜそれを書いてしまっているのかという記事などいろいろありました。
来年もいろいろと試したことについて書いていこうと思います。その時はできる限り分かりやすく、おもしろい記事が書けるように頑張っていこうと思っているので、応援よろしくお願いします!